コマンドプロンプトでシェルを使う

どうなるのか

Windowsに標準で入っていながら、パワー不足によりあまり人気のないコマンドプロンプト
産みの親のMSにも、これからはPowershellに力を入れていくからと言われてかわいそうな状態。
そのコマンドプロンプトをちょっとだけカッコよくしてみる。

これが f:id:cyamax:20170401214801p:plain こんな感じになったり、 f:id:cyamax:20170401214821p:plain こんな感じにできる。 f:id:cyamax:20170401215031p:plain

メリット

コマンドプロンプト打ちながら「シェル使いたいな」と思ったときにささっと切り替えれる。
コマンドプロンプトからvimsshもできる。 コマンドプロンプトの画面だったのに急にシェルになるのが「なんとなくかっこいい」かもしれない。

手順

シェルのインストール

シェルとなるMSYS2をインストール(Cygwinでも可)します。

インストール方法は他の方が書いてくれているのでそちらを参考。

qiita.com

PATHを通す(ユーザ環境変数を追加する)

コマンドプロンプトからシェルのコマンドを使えるようにします。

以下コマンドでユーザの環境変数にmsysへのPATHを追加します。

SETX PATH "%PATH%;C:\msys64\usr\bin"

成功: 指定した値は保存されました。

確認

これで基本的なシェルのコマンドが使えるようになった。

コマンドプロンプトを起動して、 lsやvimbashを打つと実行される。

ちなみに
zshはこんな感じ。
f:id:cyamax:20170401213634p:plain

応用

powershellでもそのまま使えるよ

PATHが通っているのでPowershellでも同じように使える。
powershell版のSSHモジュールとかインストールしなくても使える。
f:id:cyamax:20170401214156p:plain

Visual Studio Codeのターミナルでも使えるよ

もともとはこれがしたくてやりました。 f:id:cyamax:20170401215226p:plain